扇風機を買い替えるとこんなに違う! 高性能扇風機のメリット
扇風機は安いものから高いものまでありますが、「一体何が違うの?」と迷ってしまいますよね。
価格による大きな違いが出るのは、風
。高い扇風機は、自然の風のように柔らかい肌当たりのものが多い傾向にあります。
「ずっと扇風機を使っていると身体が冷えすぎる」
「だるくなる」
と感じる方は、思い切って扇風機を買い替えてみるのがおすすめ。ずっと使っていても心地よく快適な風を実感できるでしょう。
▼サーキュレーターとの違い
扇風機と比べられることが多いサーキュレーター。どちらを購入すべきか迷ってしまいますよね。
扇風機は人に当てる目的なのに対し、サーキュレーターは空気を循環させるのが目的
です。サーキュレーターは直線的に強い風が当たるので、人に当てると冷えすぎてしまうことがあります。
心地よい風が当たるものを探しているなら扇風機を選びましょう
。首振り機能がや風量調整機能が充実しているものなら、サーキュレーターのように空気循環のために使うこともできます。
扇風機の選び方
それでは早速、選ぶ際のチェックポイントを抑えていきましょう。ポイントは下記のとおり。
【1】羽根の枚数と形
【2】ACモーター or DCモーター
【3】サイズ
【4】静音性
【5】その他の機能
これらのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機種を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】羽根の枚数と形をチェック
▼リビングファン|複数枚羽根のある扇風機
羽根を回転させて風を作る扇風機のことを総称してリビングファンといいます。
一般的に扇風機といえばこのタイプ
で、各メーカーから価格、サイズ、機能などの違いによりたくさんの製品が販売されています。
豊富なラインナップの中から自分に必要な機能を持った機種を選択して購入できるのがメリットです。
羽が分厚く枚数が多いほど包み込むような柔らかい風が、羽が少ないと風量が強くなります。また、羽のサイズが大きいと強い風になります
。
▼ファンレス|羽根のない扇風機
ダイソンなどに代表される特殊な機構により、
ファンがない(見えない)のに、風を送りだせる扇風機
のこと。
デザイン的に洗練されていて、羽根にホコリがたまらないのでお手入れが楽です。スリムな形状なので通常の扇風機より場所をとりません。
▼タワーファン|羽根のない円筒化型扇風機
タワーファンとは、羽根なしのスリムな扇風機のこと。羽根の代わりに本体内部にシロッコファン(風を作り出す羽根の役割と同じもの)をもち、ファンを回転させて風を作ります。
羽根がないため小さなお子さんがいる家庭でも安心して使えます
。また本体が縦長で設置面積が少なくて済む点もメリットです。スタイリッシュで場所をとらないことがユーザーの人気を呼び、近年では、発売される製品数も増えてきています。
【2】低価格なACか、価格は高いが高付加価値のDCかをチェック

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扇風機を選ぶ上で最も大きな選択ポイントとなるのが価格
です。従来型のACモーターを搭載する扇風機は5000円以下から購入できるなど非常に安い。それでいて3~4段階の風量調整機能やタイマーを搭載しています。
それに対してDCモーターを搭載した扇風機は高付加価値が売り。自然の風に近い柔らかい風や非常に繊細な柔らかい風を作り出すことができます。まずは価格か、風の質やその他付加機能のどちらを選ぶのか考えてみましょう。
▼DCモーターの特徴:「エコで省エネ」「快適な風」「音が静か」
この3つがDCモーターの特徴です。機種によっては
価格差はACモーター扇風機の10倍以上
にもなりますが、快適性も大きく違います。
・消費電力が小さく電気代が安い
一般的にDCモーターの消費電力は、ACモーターの約半分程度といわれていますので、使い方にもよりますが月々の電気代は確実に安くなるでしょう。そのかわり購入時の本体価格は、ACモーター扇風機に比べてDCモーター扇風機は割高です。
長期間使い続ければ、DCモーター扇風機のほうがコスパは高くなります。
・風量調節が細かく設定でき、自分好みの風量が設定できる
ACモーターでは、大体「弱」「中」「強」の3段階、あるいは「微」を加えた4段階の風量調節となります。DCモーターは、回転数を広い範囲で制御できるので、細かく風量を調節することができ、無段階での風量調節が可能です。ACモーターの「弱」に比べて
圧倒的にやさしい風を安定的に送る
ことができます。
・静音性が高い
人が感じる風の音は運転音と風切音の両方なので、風量を上げていくにつれて音の差は感じにくくなりますが、モーター自体の静音性が高いため静かさは実感できます。とくに
極微風などでは驚くほどの静かさ
です。
DCモーター機はコードレスなど付加機能で選ぶ
DCモーターを搭載する高級扇風機を選ぶ場合まず
羽根の形状が生み出す風の質をチェックしましょう。数メートル離れた場所で当たってみるのがベスト
です。
機能面ではうちわぐらいの微風や、バッテリー内蔵モデルによるコードレス動作、温度や湿度センサーの連携動作、天井などに向けたサーキュレーターモードなど、付加機能に注目。使い方や設置場所にマッチするモデルを選びたいもの。価格幅が広いので多機能なタイプやブランドに引っ張られすぎないようにしましょう。
▼ACモーターの特徴:「低価格」
昔ながらの手軽な送風ならACモーター扇風機です。
・リーズナブルな価格
風量調節が細かくできないことを除けばDCモーター扇風機と使い勝手に大きな違いはないですが、
購入時の本体価格は大変リーズナブル
です。購入時の出費を極力抑えたいという方は、ACモーターを選択しましょう。
・機能面が充実した機種も
ACモーター扇風機は価格しか魅力がないように思われるかもしれませんが、弱風より弱い「うちわ風」が送れるものや、自然な「風のゆらぎ」を再現した機種など、
快適性を追求して機能が進化した機種もある。
こちらはコヤマさん選出のACモーター扇風機ランキングをご覧ください。
・消費電力は大きいのでランニングコストに注意
電気代は、DCモーター製に比べて消費電力が大きい分、割高に。本体価格が安く抑えられても
ランニングコスト分で損をする可能性もあります。
何年ぐらい使う予定なのかを考え、そのときまでのトータルコストをカンタンにでも計算してみて、どちらがお得かを考えてみるとよいでしょう。
【3】サイズをチェック
扇風機をどこで使うかに合わせてサイズをチェックしましょう。
脱衣所など狭い場所で使う場合や一人暮らしのワンルームなら、省スペースで使える小さいものを選びましょう
。
また、扇風機は夏に使う季節性のもの。使わない時期はしまっておけるように、分解してコンパクトになるものやスリムタイプのものを選ぶと便利ですよ。
移動時に持ち運びたい場合は、手持ちできるハンディサイズのものがおすすめです。
【4】静音性をチェック
寝室やリビングで使う時、扇風機の稼働音がうるさいとストレスが溜まってしまいます。できるだけ稼働音が気にならない静音設計のものを選びましょう。
DCモーター式の扇風機で運転音が30dB(デシベル)程度
のものなら、ほとんど音が気にならないでしょう。
【5】その他の機能をチェック
▼首振り機能|効率的に空気を循環させる
・左右の首振り
ほぼすべての機種で左右の首振り機能が装備されています。メーカーにより左右首振り可能な角度が違うので、利用シーンをイメージし自分に必要な条件を満たしているか確認してください。角度調節の方法は、手動と自動(リモコン)があります。
・上下の首振り
上下の首振り機能は、手動調節がほとんどで、下方向に10~15度、上方向に20~30度が一般的です。数は少ないですが、上方向90度近くまで調節できる機種もあり、サーキュレーターのように部屋の空気を循環させたい場合などは非常に便利です。
▼ON・OFFタイマー|電気代の節約にも!
就寝時に扇風機を消し忘れてカゼをひいてしまったことがあるという方もいるのではないでしょうか。タイマー機能があるとそうしたケースにも対応でき、快適です。
就寝時や洗濯物の部屋干しの際にもとても便利
。電気使用量を上手にコントロールし電気代を節約するうえでも必要な機能といえます。
タイマーは、切タイマーと入タイマーがあり、切タイマーは、特に必要性が高い機能なので、機種を問わずたいていの扇風機にはついています。入タイマーは中・上位機種に搭載されることが多いです。切入タイマーを同時に設定ができない機種もあるので、注意するようにしましょう。
▼リモコン付き|遠隔操作できる
部屋がそれほど大きくなければリモコンは必要ないかもしれませんが、そうでなければリモコン付きが圧倒的に便利でしょう。
購入に際しては、
リモコンがフルリモコンかどうか(すべての機能がリモコンで操作できるか、一部機能のみなのか)
は確認しておきたいですね。
▼自動運転機能|センサーで風量を調整
室内温度や湿度を内蔵センサーでキャッチし、風量調節を自動で行ってくれる機能です。部屋を快適にするだけではなく、
消費電力と電気代を抑える
ことにも繋がります。
部屋を常に一定の快適さで保ちたい、ムダな電力消費を抑えたいと考える方におすすめです。
▼充電機能|コードが無いからどこでも使える
充電式バッテリーが内蔵され、持ち運びが可能です。各メーカーの製品ごとに違いますが、おおよそ6~8時間の充電で、14~20時間の使用が可能となります。
扇風機を使用する場所が決まっておらず、持ち運びして使いたいと考える方には非常に便利
です。コードのわずらわしさもありません。
その他では、チャイルドロック、おやすみモード、リズム風などがあるので、必要な機能を考えたうえで機種をピックアップし比較検討をしてみてください。
扇風機のおすすめメーカー
続いては、扇風機の有名メーカーについて解説していきます。解説するメーカーは下記の4つ。
・シャープ
・パナソニック
・日立
・ダイソン
それぞれに特徴があるので、しっかり抑えておきましょう。
▼シャープ|健康的でやさしい風を作る独自技術
自然界と同じプラスとマイナスのイオンの働きにより空気をキレイにする「プラズマクラスター技術」と独自開発の羽根技術「ネイチャーウイング」
により、キレイで健康的な風を作り出せるのが、シャープの特徴です。
発売されている扇風機には、プラズマクラスター発生機が全機種搭載されていて、安心・快適を手に入れることができます。
▼パナソニック|自宅にいながら自然の風を堪能
いわずと知れた国内最大手家電メーカー。確かなものづくりとブランド力で安心・安全の製品を生み出しています。
パナソニックのファン送風技術には取組み開始から100年以上の歴史があり、創業当時からの研究開発が結実した独自の羽根技術とDCモーターの組み合わせにより、
高原の風を再現した限りなく自然に近い風「DC 1/fゆらぎ」を実現
しています。
▼日立|先進的なものづくりに使いやすさをプラス
いつの時代もユーザーニーズに応える先進的なものづくりを続けてきた国内大手メーカーです。扇風機は、全6機種をラインナップし、そのうち4機種はDCモーター搭載の扇風機です。
充実した機能と使いやすさ
でユーザーに寄り添った製品群はどれをとっても安心の1台といえます。
▼ダイソン|新しいアイデアから革新的な製品を生み出す
イギリスに本社のある家電メーカー。サイクロン掃除機はあまりにも有名です。創業の精神は今なお同社に息づいておりユーザーファーストの製品作りに活かされています。
全世界に1,700人以上のエンジニアを擁する技術集団で機能とデザインが高度に融合された新しい家電のカタチを創造・開発しています。
ダイソンの扇風機は、
送風に留まらず、空気清浄、冷却、暖房など付加機能を兼ね備えている
ので、一年中手放せない存在になるでしょう。
扇風機のおすすめ商品
ここからは、白物家電選びのプロ、コヤマタカヒロさんによるタイプ別の扇風機のおすすめ商品をご紹介します!
▼新商品5選|2022年・2023年発売
▼ベスト3|DCモーター
▼ベスト3|ACモーター
▼ベスト3|ファンレス
▼ベスト2|タワーファン
▼ベスト1|卓上、携帯ほか
▼おすすめ2選|編集部厳選
各商品がすぐに見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼新商品5選|2022年・2023年発売
サーキュレーターとしても使える2WAY型扇風機
ポールを着脱することで、通常の扇風機として使用できるだけでなく、背を低くしてサーキュレーターとしても使用できるタイプの扇風機。
使い分けができるため、暑い季節は直接風に当たったり、寒い季節は暖房の風をお部屋中に送ったりと、気温に合わせてオールシーズン使うことができます。
また、本製品の羽は航空機などの低騒音化対策としても応用される「ウィングレット形状」を採用。そのため、通常よりもさらに風による騒音を抑えられており、日中つけていても気になりませんよ。
幅広い設定が設定が可能なシャープの最上級モデル
蝶の羽根を応用し、柔らかい風を送ることができる「トリプル・ネイチャーウイング」や33段階で変えられる風量調節機能、さらには、タイマー機能やシャープ独自のプラズマクラスター機能など、さまざまな便利機能を搭載した扇風機。
最上位モデルの機種で、値段も3万円ほどしますが、その分、心地いい風を感じられたり、部屋干しの洗濯物に使ったりなど、さまざまな用途に応用できます。
パワーが強く、広範囲に風を送る!
パワフルな風を送ることができる「ネイチャーウイング」を搭載したモデル。強い風を感じることができ、広いお部屋でもしっかり空気を循環させることができます。
さらに、風量は8段階で設定可能。首振りも「上約40°、約90°/下約10°(自動)、左右約90°(自動)」と幅広い角度に風を送ることができます。また、シャープ独自のプラズマクラスターもあり、部屋干しの洗濯物も風を当てれば消臭効果もあります。
パワーが強く広範囲で風を送りたい人におすすめの商品です。
自然界の心地いい風を再現した扇風機
信州の高原に吹く風の風速や強弱のリズムなどをデータ解析することで、高原の風を再現した風を送る扇風機。
自然に近い風を体感できるため、長時間当たっても疲れにくく、気持ちよく涼むことができます。
また、温度センサーも搭載しており、室温を自動感知し、風量調整を自動で行ってくれます。首振り機能やリモコン操作など、使いやすさを追求した機能も充実している、ハイスペックな商品です。
シンプルで低価格な扇風機
人間が心地いいと感じるリズムで風を送る「1/fゆらぎ」機能搭載の扇風機。基本機能はシンプルで、風量調節は3段階、切タイマーのみのスタンダードなモデルです。
価格は1万8,000円とお手頃価格。「とりあえず使い勝手のいいシンプルな扇風機が欲しい」という人におすすめです。
▼ベスト3|DCモーター

口径の小さなファンを採用したサーキュレーター扇風機。
10段階の風量調節に対応するほか、上下左右の首振り角度が多彩で、室内の風をしっかりと循環させることができます。
立体形状の羽根は風量を強くすると、より遠くまでしっかりと風を届けることが可能。
ただし、風の指向性は強く、広い範囲に柔らかく風を届けるトレンドとは異なっています。しっかりと風を感じたい、部屋の空気を循環させたいというスタイルにむきます。

自動的に上下に約100°、左右に約90°の
3D回転することで、部屋の空気を効率よく循環できる
扇風機。上下に少しだけ首を振る、ハーフターン機能も搭載しており季節やシーンによって使い分けることができます。
本体質量2.4kgと軽いため宅内での持ち運びも手軽。プラズマクラスター7000の発生ユニットも搭載しており、除菌や消臭効果も期待できそうです。
衣類消臭モードを搭載しているのもポイント
です。

独自開発の二重形状のファンとDCモーターの採用により、
自然で心地よい風を実現
したGreenFanのモデル。やわらかい風の質やデザイン性の高さが最大の魅力です。
リビングファンとしてはもちろんのこと、パイプを外すことで卓上ファンとしても利用可能。ファン工法のモーター部分の上にスイッチ類を搭載するのが特徴です。カラーバリエーションはホワイト×ブラック、ホワイト×グレー、ダークブレー×ブラックから選べます。
▼プロ厳選おすすめベスト3【ACモーター】

弱モードよりも弱い、うちわ風を加えた4段階の風量調節
に対応するモデル。ACモーター搭載の廉価モデルながら、リズム運転やだんだんと風量が弱くなるおやすみ運転機能を搭載。首振り角度も3段階で調節できるのが便利です。
チャイルドロック機能を搭載するほか、リモコンホルダーも付属しており、使い勝手が良いのが魅力。切タイマーだけでなく入タイマーがあるのも特徴です。

3段階調節ができる送風機能に加えて、
プラズマクラスター7000の発生装置を搭載し、部屋干し衣類の生乾き臭をスポット消臭できる扇風機。
風量調節機能ではリズム風機能も備えているため、より自然な風を楽しむことができます。最大6時間の入切タイマーを搭載するのも便利。朝起きる時間帯に「入」にするといった使い方も可能です。チャイルドロック機能も搭載しておりお子さんのいる家庭でも安心です。

静音性の高い5枚羽根ファンを採用する扇風機。強モードでも風きり音は36dBと静かなのが特徴。
だんだんと風量が小さくなるおやすみタイマー機能を搭載しており、タイマーは入切ともに、最大6時間まで設定できます。
カラーバリエとしてココアベージュとスパイシーレッドを用意。ホワイト系の扇風機が多い中で、存在感のあるカラーなのがほかにはない魅力のひとつです。
▼プロ厳選おすすめベスト3【ファンレス】

1位:dyson(ダイソン)『Dyson Cool テーブルファン(AM06DC30WS)』 羽のない扇風機のシンプルモデル
コンパクトサイズながらたっぷりと送風できる羽のない扇風機の単機能モデル。
上位モデルのような空気清浄機やヒーター機能は搭載せず、そのぶん低価格で購入できます。
DCモーターを搭載しているため数量は10段階で調節可能。スリープタイマーも15分から9時間の間で細かく設定できます。本体質量が1.9kgと非常に軽く、宅内で持ち運んで使えるのも便利です。

2位:dyson(ダイソン)『Dyson Pure Cool 空気清浄テーブルファン(DP04WS)』 強力な空気清浄機能も搭載
PM0.1レベルの微粒子を99.95%捕集できる、強力な空気清浄機能を搭載するモデル。Wi-Fi機能を搭載し、Dyson Linkアプリ連携に対応。
スマートフォンから部屋の空気の汚れの状態を調べたり、動作モードを設定することができます。
最大350°の首振りに対応し、部屋全体に空気を送ることが可能。新たに背面から空気を放出するディフューズモードを搭載し、冬場などに空気清浄機能が利用できます。

空気清浄機能を搭載したタワー型のファンレス扇風機。ダイソンとはまた異なった仕組みで送風される仕組みとなっていて、全身に広く風を受けることができます。
タワー型なので設置スペースのみで駆動でき、首ぶりをしても邪魔になることがありません。
ヒーター機能などを搭載する高性能モデルとは異なり、送風のみに限定しているため、お買い得なのもポイントです。
▼プロ厳選おすすめベスト2【タワーファン】

22センチ四方の極小スペースに設置できるスリムなタワーファン。
1万円以下で購入できる低価格モデルながらDCモーターを搭載。
静音モードを含めて8段階の風力調整機能を搭載しています。
本体上部にタッチスイッチを搭載し、さらにリモコンも付属。上部後方にリモコンホルダーも用意しており、リモコンを無くしにくいのもポイントです。非常にスリムなので洗面所やキッチンなど、スペースが限られる場所にも設置できます。

スタンド後方にキャスターを搭載し、持ち上げることなく宅内を移動させて使用できるタワーファン。
風量設定は10段階+ターボを搭載。最大180°の回転もできるため、サーキュレーター並の強力な風を広い範囲に届けることができます。
入タイマーは搭載してませんが、切タイマーは最大8時間まで設定が可能。本体上部の操作パネルだけでなく、付属のリモコンで首振りやターボモードの設定ができるのが便利です。
▼プロ厳選おすすめベスト1【卓上、携帯、壁掛け】
卓上扇風機、携帯扇風機、壁掛け扇風機の3カテゴリの中から、白物家電選びのプロ、コヤマタカヒロさんが選んだ商品をお伝えします。

ベース部分を折り曲げてスタンドにすることで利用できるスリムファン。ACコンセントやUSBからの給電に加えて、単3乾電池4本での駆動にも対応しています。
薄型ながら、口径が大きい13枚羽根を採用しているため、風力は十分。
スタンドの角度は2段階で設定できるため、ピンポイントに風を当てたい場所が狙えます。インテリアに溶け込みやすい、ダークウッドのカラーも非常におしゃれです。
▼編集部が選ぶおすすめ2選
ここでは、編集部が選んだ人気の扇風機をご紹介します。
一年中使える高性能ファン
夏に扇風機として使うのはもちろん、
冬は空気清浄&ヒーターとして活用できる1台3役
のファンヒーターです。
夏に気になる部屋干しのニオイや部屋にこもったペットのニオイを脱臭。さらに、花粉やハウスダストなど空気中の汚れを除去します。
シンプルなデザインで操作も簡単。お手入れも楽なので、手間がかからず清潔に使えます。
不規則でなめらかな風
自然に吹く風のような「1/fゆらぎ」を再現
。長時間使ってもだるくなりにくい心地よい風を実感できます。
左右90度の首振り機能搭載で、エアコンとあわせて使えばより効率的。シンプルなデザインで、誰でも操作しやすい設計となっています。
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 扇風機の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの扇風機の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【コスパ】【静音性】【メーカー】でプロが選ぶなら? 白物家電選びのプロにズバリ聞きます!
▼コスパ(長持ち、機能、価格のバランス)最強なのは、どの扇風機?
▼静かな扇風機で選ぶならどの扇風機?
▼メーカーで選ぶなら、どのメーカー(ブランド)?
あまりメーカーやブランドで選ぶ製品ではないとは思いますが、あえて 選ぶとしたらバルミューダ、ダイソン ですね。両メーカーとも、ブランド力、製品の魅力も高いといえます。リビングなどに置いた時に自慢できるのもポイントです。
ほかにもおすすめの商品をチェック! 【関連記事】
必要な機能の優先順位を決めて
扇風機は、壊れることが少ないため意外と買い換えません。購入する際は、長期間使い続けることを前提に製品を選ぶことをおすすめします。
モーターの種類、風量調節、タイマー、羽根枚数と形状、本体サイズ、デザイン、価格など求めればキリがありませんが何に使いたいか何を重視したいかを考えたうえで、必要な機能の優先順位を決めて比較検討していけばきっと満足の1台が見つかると思います。
みなさんもぜひ、本記事を参考に後悔のない扇風機選びをしてくださいね。
◆アンケート情報
調査時期:2018年7月8日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:506名
調査方法:インターネットログイン式アンケート
※この記事は、2018/07/12にマイナビニュースの「おすすめナビ!」コーナーに掲載した内容を、エキスパートへの取材を経て、リライト・再編集の上で再公開したものです。(元記事執筆:おすすめナビ!編集部、取材・編集・リライト:マイナビおすすめナビ編集部 中村亜紀子)
※マイナビニュース会員とは、Tポイントが貯まるアンケートやキャンペーンの参加、メールマガジンの購読などができる「マイナビニュース」の会員サービスです。(https://news.mynavi.jp/lp/2018/present/present/register_campaign/)
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
1973年生まれ。大学在学中にライターデビュー。現在はデジタル&家電ライターとしてパソコンからデジタルガジェット、AV機器、白物家電全般を専門分野として執筆活動を展開。得意分野は調理家電。寄稿先はモノ雑誌を中心で、ファッション誌、ニュースサイト、そしてメーカーのwebサイト、オウンドメディアなど多岐にわたる。AllAboutガイドも勤める。執筆以外に企業へのアドバイスやコンサルティングなども行う。